自宅で復習&上達したい方
フラメンコのテクニック
こんにちわ、サチです^^
フラメンコ演舞をかっこ良く踊る為のテクニックなどを、自分の備忘録も兼ねてまとめてみました^^2部構成にしています^^。
前編、後編に分けています。このページは前編になります。
後編は
コチラです。
↓↓【このページで分かる事!メニューの紹介】↓↓
安定したブエルタにするためのコツ
軸と重心をブレずに安定したブエルタを打てるようになるとフラメンコ演舞でもかなり上手な部類になります。コツは 両足の内側の筋肉を引き寄せて回ること です。
- かけた足が内股にならない
- 頭、腰の軸は常にまっすぐコマの芯のイメージを持つこと
- 軸足から近くに足をかける
頭、胸、腰へ一本の串を差している状態をイメージして、常にまっすぐにすることで、 身体が安定して切れ味のいいブエルタを打つことが出来ます。
最初は回転している時にブレるのですが、 下半身の軸を腰から床、両足の間へまっすぐ軸がある事をイメージする事が大事です。コマの芯を意識した感じですね^^。
軸が曲がると身体がブレますが、しっかりと意識して通している意識を常に持っているとブレることはありません。両足の筋肉の使い方が大事です。
両足の 内側の筋肉を引き寄せる 事に意識を集中させて回ります。そうすることで両足の間に通る軸を実感できますので、しっかりとしたブエルタが出来ます。
また、軸足に足をかけた際、軸足がそのままの状態であれば内股になります。コツとしては、軸足に足をかけながら 軸足のカカトを回転する方に直角に動かして回る と内股にならないので、角度もしっかりと意識してみてください。
キレのあるブエルタにするために
メリハリ、キレのあるブエルタにするコツは 顔を最後まで正面に残すことです。そうすることで、ブレずに最後まで回ることが出来ます。
- ギリギリまで顔を正面に残す
- 正面に残した顔を傾けないこと
- 出来るだけ速く正面に顔を戻すこと
こういった部分を意識してあげると、キレのあるブエルタをする事が出来ます。また、ここでも大事ですが 回転するときも平行は崩さない 様にしてください。
回転する時は身体を回しますが、床の身体の横のラインと平行が崩れない様にする事が大事です。ここを意識すれば軸も安定するし力強いブエルタが出来ます。
回転しても目が回ったり、ブレる場合 出来るだけ一点を見つめて視線を定める 事が大事です。つまり、身体が回り始めた時でも出来るだけ顔は長く正面に残すこと。
逆に、身体が真後ろになったら、今度は 出来るだけ早く、顔から先に正面に戻ることが大事です。正面に残した顔をここで傾けては意味がありませんので、しっかりと残して平行にしておくことです。
顔が傾くと自然と身体が傾きバランスを壊します。
回り方のコツ
回る時のコツですが
- 上体を引き上げてまっすぐ立って視線を定める
- ギリギリまで首を正面に残して回転する。首を傾げたり身体を反らさない
- 後ろ向きになったら出来るだけ早く正面に顔を向ける
- 顔から先に正面に戻る
しっかりと顔を意識して回る練習をすると慣れてきます。鏡でしっかりと自分の立ち方などをチェックしてみましょう。
美しくダイナミックなケブラーダにするには
上半身の傾きを維持することで、 美しくダイナミックなケブラーダ になります。
- 傾きを維持したまま回転する
- 回り始めが傾きやすいので注意する
- 身体を引き上げ、正しい姿勢で上半身を傾ける
- 前の肩を落とし、傾きを作らないこと
ケブラーダの場合、 まっすぐに立っている下半身、傾いている上半身の2つの方向の力が働くためバランスを取るのが難しいですよね^^;
よくある事として、回転の準備段階で前に倒した上半身が、回り始めた時に起き上がって普通のブエルタになるという事があります。 最初から最後までしっかりと身体の傾きを維持する という所を意識します。
常に 負荷がかかっている事を意識します。回転している時はお腹周り、前に倒した時はお腹の前側、後ろに倒した時は背中に。つまり、 負荷がかかっていないのであれば、一周した時に上体が立っている ということです。
前傾させた頭の延長線上に腕をあげ壁につけて、その状態で影から指を離さないで一周する練習をします。これが効果的です。また、誰かに手の平で頭を押さえてもらって練習するのも効果的です。
頭の高さ、ブラソを意識する
ブラソ(腕)を広げる幅が最初わかりづらいです。しかし、上体の傾きの角度に応じて調整するとバランスが取りやすいです。
- 上体の傾きに応じて両腕の幅を調整する
- ブラソ(腕)の広がりは最初から最後まで同じ
- 頭の位置が高い時はブラソを大きく、低い時は小さく
- お腹の周りを負荷が一周する
これがポイントです。傾きが深く頭の位置が低い時は小さく、傾きが浅くて頭の位置が高い時は大きくブラソ(腕)を広げる。そして、その幅は 最初から最後まで一定 です。
回転の途中でブラソ(腕)が縮まないようにする事。傾きの浅いケブラーダでは軸足の膝は曲げませんが、傾きの深いケブラーダでは ヒザも深さに応じてしっかりと曲げる様にします。
ケブラーダの際も、 基本姿勢は普通の回転と同様で、上体は上に引き上げる所をイメージしてください。背中を丸めて前かがみになっていないかを常にチェックしてキレイなケブラーダを意識していきます。
回転の途中でお腹に力がない、楽になっているようであれば要注意です。回転している間ずっとお腹に負荷がかかっていることが 身体が傾いている証拠ですので、お腹の負荷を意識して練習していくといいです^^
重みのあるマルカールにするコツ
マルカールに重みを付ける方法、、それは左右の体重移動を腰で受け止めることです。そうすることで安定して重みがある状態をキープできるのでしっかりとしたマルカールが出来るようになります。
- 腰で、足や体重を押し出す
- 体重は徐々に移動し続けている事を意識
- 動くのは下半身だけで上半身は固定
- 内股にならないこと
腰を使ってドッシリとしたマルカールをします。マルカールは 『身体で拍子を取りながら踊る』 ことです。マルカールの振りはシンプルですが、踏み出す一歩一歩でしっかりと重みと深みを付けて、リズムを焼き付ける必要があります。
マルカールはその場で足を前に出しますので、 リズムを全体で受け止めて、腰を動かし続ける動作でウネリを付ける という感じを意識しておきます。
つま先をしっかりと意識する
つま先は方向指示器の役割をしています。横に進む時、前に進む時、その場でマルカールをする時、全てにおいてつま先の向きをしっかりと定めてください。
つま先を意識することが大事です。
つま先が進行方向に向いていることで 腰の動きが定まりますので、常につま先を意識した踊りをすることが大事です。
フラメンコ